心理学的にめっちゃ良い会議の方法。
実際にやってみたらめっちゃ良かったので書き起こしておきます。
これまでの会議が抱えていた問題
これまでやっていたのは、ごく普通の会議でした。
閉めきった部屋で適当に座って、PCひらきつつ、ごにょごにょやるかんじです。
人数は3~4人です。
コレには問題が2点あり、
・議論が脱線しがち
・全員が沈黙する時間がある。
議論が白熱して、険悪な雰囲気なることもしばしありました。大変だ。仲裁する身にもなってください。つらい。ぶんなぐるぞ。
今回試した、めっちゃ良い会議
めっちゃ良い会議に必要なものは以下の3つです。
・ちいさめのデスク(できれば円卓)
・紙、参加者ひとりずつ異なる色のペン
・できるだけリラックスできる空間
これで、紙にペンで書きながら議論を進行します。ホワイトボードはなくてよいです。
紙への書き方は自由です。箇条書きでも良いし、マインドマップでも良いです。皆で1枚に書いてもいいですし、それぞれが書いて随時見せ合っても良いです。
とにかく、議論の流れや全体が把握できるように書きましょう。そしてとにかく書きまくりましょう。
なぜ良いのか。どう良いのか
議論が活発になる。
会議が沈黙するときは、たいていイスにふんぞり返った姿勢のヤツがいます。例えば僕みたいなヤツです。まずこれが絶滅します。理由は単純です。書き物をすることで前傾姿勢になるからです。ふんぞり返れない。
小さなデスクなのでヒトとヒトとの距離が近くなるのも良いです。参加感が醸成され、全員が前向きにしゃべり始めます。また、険悪な雰囲気にもなりにくいです。
話が脱線しづらい。
脱線は、今何を話しているのか、話すべきなのかを見失うことで起こります。紙に書き加えながら意見を交換するので、ブレづらくなります。これまでの流れや、議題も書いているので、全体がわかりやすいのです。マインドマップなどを書くと分かりやすいでしょう。
発言ログが残る
参加者がそれぞれ自分の色のペンを使うことで、だれが何を発言したかすぐに分かります。あとから議事録起こすのも簡単です。言った言わない議論にもならない。つよい。
環境 is 大事
以上です。
CTO Nightで元楽天CTOの安武さんが「人は環境にめちゃくちゃ左右されるぞ。心理学を学ぶんだ。いいな。」とおっしゃっており、そこから着想しました。
ファシリテーターやタイムキーパーも大事ですが、よい会議をするには環境も大切だなぁと思う次第です。